俺:「またコメントを引用する。『バンド名はチカーノの伝説的カメラマン“George Rodriguez ”が1970年に撮影した作品に由来している。それはロサンゼルス市ボイルハイツ地区にある「It’s better to live one day as a lion, than a thousand years as a lamb(1000年子ヒツジとして生きるよりも、1日ライオンとして生きる方がいい」と書かれた白壁が中央に写っている写真であり、このレコードは、余計なものを一切排除し、その心情を“音”で体現しようとした作品だ』」
友人:「さっきは『緊張状態を音にした』って言ってなかった?」
俺:「言ってた」
友人:「細く長くより、短く太くということ?」
俺:「まぁ…バンド側の説明はそういうことだと思う」
友人:「Rage Against The Machineの方が全然太く短く聞こえるんだが」
俺:「本来はRage Against The Machineと切り離して聞くべきなんだろうけど、君が言いたい事は理解できる。でも人気バンドのボーカルが別のバンド組んで違う音源を出すときって似たような不満は出るんだろうなぁ」
俺:「『Dig Your Own Hole』辺りの曲はちょっとドラムンベース(注3)入っているから。テクノやドラムンベースは踊るための音楽という前提だけど、The Chemical Brothersは踊るという観念がなくても曲として成立してる。こういうところがテクノ好き以外にも人気を得る秘訣なのかと」
友人:「後半の曲とかは聞かすためというノリだし、やたらポップな曲もあるし飽きないな」
俺:「90年代に猛威を振るった小室プロデュース曲もThe Chemical Brothersからパクったのが多いと言われているからね。すべて電子音なのに大衆に訴えるだけの魅力があるというのはスゴイ」