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My Chemical Romance/The Black Parade


2006年発売
ゴス第3弾
Evanescenceが新世代ヘヴィロックの女王ならパンク界の新世代王子様はMy Chemical Romanceだろう。ともにゴス系の空気をまとっている点も共通点がある。
全米/全英初登場2位と非常に期待度が高い前評判を裏切らない好発進
前作「Three Cheers For Sweet Revenge」がキッズの心を鷲掴みにしてロングセラーを続ける。
しかしこのロングセラーが当アルバムに与えた結果は大きいです。
あまりにも長らく売れ続けた故に結局安っぽいパンクにしか聞こえなくなったと反省
そこで取られた今作のアプローチは変化してきた。
「重い病気を患った患者の元に訪れた死は奇妙なパレードだった」というシアトリカルなコンセプト・アルバム・・・て(汗)
歌詞もタイトルも非常に暗い。
1曲目「The End」機械の心音が止まる音から始まる。いきなり終わりて(汗)
2曲目「Dead!」死ね!(汗)
3曲目「This Is How I Disappear」(これが私が姿を消す方法)
8曲目「Cancer」癌です(涙)
死を肯定的に捉えると解釈してます。
というのも対訳がないのでよく分かりませんが、聞いている限りはドス黒いネガティヴという意味ではないようでに感じます。
てかこれだけ騒がれるバンドの日本盤発売が1ヶ月以上も先だというのは正直レコード会社の失態だと思うけど。

ややもすればかなりドン引きされる重いテーマを全編に渡って掲げてるのはやはり勢いに乗っているバンドならではかなぁ。
コンセプトテーマが「死」だと言うことで楽曲自体も重苦しいのかと思ったら前作に比較し、パンク/エモ/スクリーモ要素が失せてロックしてます。
前作が「愛(と憎悪)」をテーマに激情スクリーム/エモパンクをしてただけにかなり楽曲に変化が見られる。
ロックと言っても、シングルNo1を記録した5曲目「Welcome To The Black Parade」を例に取ってもわかるようにかなり楽曲構成が凝っている。
本人達も影響を受けたバンドとして QueenやDavid Bowieを挙げてますし、何より当アルバムはグリーン・デイのすべてのアルバムのプロデュースを手がけているロブ・カヴァロをプロデューサーに迎えている事からも楽曲に幅を持たす事を意識しているのは明白
その幅はゴス系バンドらしく「ロックオペラ」を多少なりとも意識したのでしょう。グリーン・デイの「American Iditot」のアルバム全体に一体感を持たす編成やQueenの「ボヘミアン・ラプソディ」の壮大な楽曲の影響が感じられますしね。
ゴス系の「らしさ」を上手く消化しながら、音楽的にグリーン・デイのような道を辿ってますね。
この方向転換が成功するかしないかはこれからの評価を待たねば分かりませんが、このバンド特有のメロディやジェラルドの(少しねばっこい)官能的なボーカルなど、暗いテーマを掲げながらもキャッチーな楽曲は当然生きているから、この点が好きな人なら本作も問題ないです。
激情型スクリーモから方向転換しているだけに少し軽い印象もしますけど、楽曲が練られてているので僕はかなり前向きにOK!としたいところです。
前作のような音を待っていた人は正直肩透かし食らったような感覚になると思うが、3回目に聞いたところ辺りから俄然、楽曲の良さが分かってきた。
そういう意味では前作のような一撃必殺のような吸引力と爆発力がないけど、長らく聞ける良いアルバムではと思うしね。
まだ若いバンドだし、楽曲センスも良いし、何よりバンドのスタンスも好感持てるので今後の期待度は高いバンド
長らくUSパンク界のヒーローが育っていない状況でしたが、このバンドはパンク界筆頭の人気者になる程の器はあるでしょう・・・多分(汗)

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2006.11.05 /
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